今の時期、豊橋駅構内を歩いていると、通路の両サイドに綺麗なあじさいの鉢植えが置いてある。普段はあまり気にしていなかったけれど、こんなに綺麗な配色のあじさいがあったのだ!と驚きました。(^^)
あじさいの色は「アントシアニン系色素」が働く事によって青色になったりピンク色になったりするそうで、酸性の土壌には青色のあじさいが咲き、アルカリ性の土壌だとピンク色の花が咲くらしい。
↓このようにきれいなピンク色を維持させるためには土に窒素を加えたり石灰を混ぜるなどの方法で酸性化がねばならない・・・大変な作業です。(^^;
梅雨時期に降る雨は弱酸性性質ですが、これにより青色に変わる事は無く、ややくすみがちなピンク色になるそうです。
酸性の土だと水分にアルミニウムが溶け出しやすいため、そのアルミニウムと色素が結合して青色に変化します。
つまり、酸性土壌では土中のアルミニウム濃度が多いために青色になるというわけです。
人工的に青色にしたい場合は、肥料のカリウムや硫酸アルミニウムを加えればさらに青くなります。
人為的に色にいろいろな色が試されているもよう。
そのうち光り輝く「金色」なんかも出るのかな~(^^)(縁起が良さそう!)