尾崎紅葉の「金色夜叉」(^^)
この話・・・貫一がお宮を蹴っているシーンが有名ですね。(熱海に銅像があります)(^^) あれは1月17日の出来事だそうで。
本を読む前は「ゲタで着物姿の女性を蹴るなんて、なんて酷い男!」と思ってましたが、婚約者だった仲なのに、お宮はダイヤモンドに目がくらんで、貫一を捨ててお金持ちの男に走った・・・で、追いかけて来た貫一に「私がいなくなったら、あなたは大丈夫なの?心配だわ!」といいながらすがったところを蹴られている。・・・これ、当たり前ですよね。(--)
で、貫一さんの有名なセリフが
「ああ、宮さんこうして二人が一処にいるのも今夜限だ。お前が僕の介抱をしてくれるのも今夜限、僕がお前に物を言うのも今夜限だよ。一月の十七日、宮さん、善く覚えてお置き。来年の今月今夜は、貫一は何処でこの月を見るのだか! 再来年の今月今夜・・・・・・・・・・・・十年後の今月今夜・・・・・・・・・・・・一生を通して僕は今月今夜を忘れん、忘れるものか、死でも僕は忘れんよ! いいか、宮さん、一月の十七日だ。来年の今月今夜になったらば、僕の涙で必ず月は曇らして見せるから、月が・・・・・・・・・・・・月が・・・・・・・・・・・・月が・・・・・・・・・・・・曇ったらば、宮さん、貫一は何処かでお前を恨んで、今夜のように泣いていると思ってくれ。」
・・・・何と言うか・・・かなりしつこい。(--) ムカつく出来事ではありますが・・・こんな女は早く忘れて、もっと良い人を見つければいいのに・・なんでこんなにしゃべりまくるんだろう?・・・というのが感想です。(--)
この先もドロドロで面白いので、興味のある方はぜひ~お読みください!(^^)